2025年7月27日(日)に第34回福岡県医学検査学会を九州大学医学部百年講堂にて開催いたしました。学会当日も猛暑でありましたが、351名(会員279名、賛助会員27名、学生41名、名誉会員2名、入会予定者1名、非会員1名)のご参加をいただき、盛会裏に終えることができました。ご参加いただきました会員の皆様、演者や座長の皆様、賛助会員、そして協賛企業の皆様に心より感謝申し上げます。
本学会のテーマを「臨床検査の施設認証と医療安全」として、医療DXに取り組むための検査値の標準化や信頼性の確保の基盤構築となり、施設の大小に関係なく、多くの会員に参加できるシンポジウム1『なぜ施設認証を目指すのか?』、シンポジウム2『医療安全はどこまで実施する?』を行いました。一般演題24演題、文化講演では千葉しのぶ先生(NPO法人霧島食育研究会 理事長)に「食べものにはドラマがある」~心を育む食と農~のご講演を賜りました。文化講演と同時開催になりましたが、韓国京畿道病理士会7名の臨床検査技師の皆様を囲んで、福岡県臨床衛生検査技師会の会員の皆様との情報交換の場「Afternoon Meeting」も設けさせていただきました。
真夏の猛暑日でありましたが、プログラムも多彩で、活発な意見交換、また企業展示も12ブースを設け、会員の皆様へ情報提供の場になったと思っております。
最後になりますが、本学会の開催にあたり、ご指導・ご協力いただきました関係者各位、本会の開催・運営に快くご協賛いただきました賛助会員ならびに多数の学生ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。
第34回 福岡県医学検査学会 学会長
福岡県臨床衛生検査技師会 会長
大久保文彦
交流ホール風景