第70回日本医学検査学会 開催終了の御礼
おかげ様を持ちまして、第70回日本医学検査学会は、WEB開催ではありましたが無事盛会裡に終了することができました。これもひとえに、学会実行委員、プログラム委員の先生方、日臨技・会員の皆様、協賛くださった賛助会員の皆様、運営事務局のJCS様のご協力とご支援の賜物と深く感謝いたします。
今回の学会のメインテーマは「What to do in the future」、サブテーマを「臨床検査の深化(Deepen）と進化(Evolution)」とさせていただきました。私たち臨床検査技師の未来には何があるの、そのためには今、何をなすべきかを考え、行動し、夢のある答えを皆で近未来に向けて発信出来たのではと思っています。深い眠りの中に埋もれていたもの・今まで作り上げてきた大切なものを再度見直し、良き物は良しとし活用し、その上で新しいものを作り上げて新たな道をつくるためにも、一人ひとりが一歩でも前に進んで行けた中にDeepenとEvolutionであることを再認識していただけたと思っています。
厳しいコロナ禍の中で緊急事態宣言が福岡にも発出され、苦渋の決意で完全WEB開催を選択し、無事、閉会を迎えることが出来ました。会員の参加者が事前登録者を含めて7,168名の参加を頂き、賛助会員の皆様、学生さんの聴講を含めますと参加者は7,691人となりました。WEB開催でも開催出来た事に胸をなで下ろし、会員の皆さんが活発な議論が行われたことに感激いたしました。また本学会の歴史とこれまでの医学検査・医療への貢献を振り返る大きな節目のイベントであったと思っています。本当に有り難うございました。
厳しいコロナ禍での学会運営につき、不行き届きの点も多々あったかと存じますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。そして第71回日本医学検査学会（大阪）へと繋ぐことが出来ました。
末筆ながら、皆様のますますのご健康とご清栄をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とかえさせていただきます。
第70回日本医学検査学会 学会長 西浦明彦
（医療法人創起会くまもと森都総合病院医療技術部長・
福岡県臨床衛生検査技師会会長）